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クックチルとニュークックチル

皆さま、こんにちは。

今回は、調理現場での技術や運用をシステム化して、計画的に食事提供を行う新調理システム、『クックチル』、『ニュークックチル』についてお話いたします。

まず、クックチルとは、加熱調理した食材を30分以内に急速冷却して保存しておき、食事を提供するタイミングで再加熱して仕上げる調理法です。一方でニュークックチルは、加熱調理した食材を冷却して、冷凍またはチルド状態のまま盛り付けを行い、食事を提供する時間に合わせて再加熱を行います。

クックチルもニュークックチルも、普及に伴い大量調理の現場では、スタッフ様の作業時間短縮や作業手順の簡略化に大きく貢献しています。しかし、その一方で手作り感のない冷たいイメージを持たれる方や、システマチックな調理法に抵抗感を持たれるスタッフ様もおられるようです。

ですが、新調理システムでは調理技術の格差によって、味や出来栄えが変わってしまう事を防ぎ、いつでも高品質な料理の提供が可能となります。そして、食材を急速冷却する事で食中毒が増殖しやすい温度帯を短時間で通過させる事が出来るので、衛生面においても安全を確保できます。

新しい事を取り入れるのは、不安を抱かれるのも当然の事と思いますが、案ずるより産むが易し…だったりも致します。重労働より軽作業の方が良く、長時間拘束より短時間で済む方が時間を有意義に使えませんか?           尚且つ衛生面にも優れているなら、言う事なし!

新調理システムを、ぜひ前向きに捉えて頂けたら幸いです。